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ご挨拶
子ども時代の今を生きる
― 生きる力としての原風景 ―
2018 海の保育園
誰でも大人になってから、思い出す子ども時代の風景があります。それは、ふるさとの情景で、子どもの頃、そこで遊んだ小さい生き物たちのいる場所です。その背景としての空や海、森や川、山や雲などがあります。そしてそこに遊んでいる自分がいます。遊びに熱中し、精神が高揚するとき、心の底から楽しんでいるとき、また、ゆったりとしているとき、そうした体験が原風景となっていきます。そんな体験を思いだすことにより、安心したり力づけられたりします。
児童文学者の古田足日氏は、そのような風景を「安らぎの原風景」と言っています。そしてそれは生きる力となるものです。
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